岡山の歴史遺産48 備前福岡城(びぜんふくおかじょう)
備前福岡城
☆所在地:岡山県瀬戸内市長船町福岡
☆アクセス:JR赤穂線長船駅より徒歩約10分
☆概要
鎌倉時代末期に頓宮四郎左衛門によって築かれる。
室町時代、嘉吉の乱で赤松氏没落すると、備前は山名教之の分国となった。
小鴨大和守が守護代となり福岡城を大修築した。
応仁の乱後の文明元年、備前守護に返り咲いた赤松政則が福岡城を攻略し、福岡千軒を城内に取り込んだ城へと修築した。
文明15年(1483)、赤松・浦上氏と松田氏の対立により福岡城をめぐって両者の合戦(福岡合戦)が行われ、福岡城を守護する赤松、浦上の連合軍を攻め落とすのに50日もかかったと伝えられる。
大永年間(1521〜1528)の大洪水により吉井川が流れを変えたため、福岡城は廃城となった。