2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

岡山ゆかりの歴史人物25 豪姫(ごうひめ)

豪姫(1574〜1634) 父:前田利家 母:まつ 豊臣秀吉の養女尾張国荒子(現在の愛知県名古屋市)に誕生。 幼少の頃、子のなかった羽柴秀吉の養女として出される。 豪姫は秀吉や正室のおねに寵愛され、秀吉はおねに宛てた手紙の中で「もし豪が男であったら関白…

岡山の歴史24 法然(ほうねん)

法然(1133〜1212) 父は美作国久米(現在の岡山県久米郡久米南町)の押領使漆間時国(うるまときくに)。母は秦氏君(はたうじのきみ)。『四十八巻伝』(勅伝)などによれば、保延7年(1141)、9歳の時に源内武者貞明の夜討によって父を失う。 その際、父…

岡山ゆかりの歴史人物23 熊谷直実(くまがい なおざね)

熊谷直実(1141〜1207) 父は熊谷直貞、母は小沢氏。 武蔵国大里郡熊谷郷(現在の埼玉県熊谷市)の出身。 幼名を弓矢丸という。 その名のとおり弓の名手である。 幼い時に父を失い、母方の伯父の久下直光に養われた。 保元元年(1156)7月の保元の乱で源義朝…

岡山ゆかりの歴史人物22 源師頼(みなもとのもろより)

源師頼(1068〜1139) 父は左大臣源俊房、母は源実基。橘俊綱(藤原頼通の次男)の養子。 村上源氏。左近衛少将・左右中弁などを歴任し、寛治8年(1094)6月蔵人頭に任ぜられる。 承徳2年(1098)参議として公卿に列し、康和元年(1099)従三位に叙せられる…

岡山ゆかりの歴史2 坂上氏(さかのうえし)

坂上氏 後漢霊帝の後裔と言われ、応神天皇の時代に日本に帰化した阿智王(阿知使主)を祖とする氏族。 後漢最後の皇帝献帝の子といわれる石秋王の子が阿智王(阿知使主)であるとする。 その後、「高尊王―都賀直―阿多倍王」と続き、阿多倍王の孫が、坂上氏初…

岡山ゆかりの歴史人物21 坂上苅田麻呂(さかのうえのかりたまろ)

坂上苅田麻呂(727〜786) 父は坂上犬養、母は不詳。上田村麻呂の父。坂上氏は中国の後漢の霊帝の流れを汲むという東漢(やまとのあや)氏に繋がる家系で代々弓馬の道をよくする武門の一族として、数朝にわたり宮廷を守護した。天平宝字年中に授刀衛少尉に任…