岡山の歴史遺産10 誕生寺


誕生寺
☆所在地:岡山県久米郡久米南町誕生寺里方808
☆アクセス:JR津山線 誕生寺駅にて下車、徒歩10分
☆歴史:『平家物語』「敦盛の最期」で、平家の公達平敦盛を討った熊谷直実は、伯父との相続争いに敗れ出家する。出家後、直実は法然の弟子となり法力房蓮生と名乗る。蓮生は建久4年(1193)法然の父である久米押領使漆間時国の旧宅、すなわち法然生誕の地に寺院を建立した。これが誕生寺の始まりである。かつては誕生律寺と呼ばれており、御影堂の扁額は「誕生律寺」と掲げられている。本堂である御影堂は二度の損壊の後、元禄8年(1695)に再建され、国の重要文化財に指定されている。




平敦盛/『源平合戦図屏風』より


数年前、家族とドライブしていた時に、誕生寺に偶然たどり着きました。
私は平家一門、特に平敦盛が大好きなので、「敦盛の首塚がある須磨寺にもまだ行っていないのに、敵の寺に先に来ちまった!!」と軽くショックを受けました(・_・;)
その後、大学の見学会でももう一度訪れ…、須磨寺にはまだ行けていませんっ。
誕生寺は法然ゆかりの樹齢850年の大イチョウ&庭園が素敵です。
法然の産湯に使用した井戸などもあり(←あくまで“伝”です)、見どころ満載のお寺です。
やはり交通の便が悪いのが難点ですが…。
今度は敦盛ゆかりの須磨寺に行きたいと思います。



《誕生寺ホームページ》
http://www.d3.dion.ne.jp/~tanjoji/




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