岡山の歴史遺産25 津山城址(鶴山公園)

津山城址(鶴山公園
☆所在地:岡山県津山市山下
☆アクセス:JR津山駅から徒歩15分
☆開園時間
 ・1月〜3月、10月〜12月…8時40分〜17時
 ・4月(さくらまつり期間中)…7時30分〜22時
 ・4月(さくらまつり期間外)…8時40分〜19時
 ・5月〜9月…8時40分〜19時
☆入園料:大人 210円、 子供(小・中学生) 100円
☆休園日:12月29日〜31日

※備中櫓(無料)

 
入館時間
・1月〜3月、10月〜12月…9時〜16時30分
・4月〜9月…9時〜18時30分

☆概要
嘉吉年間(1441〜1444)に、美作国守護大名山名教清が、一族の山名忠政に現在の津山城のある丘陵(鶴山)に鶴山城を築かせたのが最初である。
しかし応仁の乱で山名氏衰退ののち廃城となる。
慶長8年(1603)2月、森忠政が18万6千石で入封し津山藩が立藩。
同年、山名氏の旧塁の跡をもとに築城を始める。
また、この時に城地の名を「鶴山」から「津山」に改めた。
起工から13年の歳月を経た元和2年(1616)、5層の天守を戴き櫓や城門などを合わせ80余棟が建ち並ぶ大規模な近世城郭が完成。
築城とともに着手された城下の町造りも元和の末(1623年頃)にほぼ出来上がったが、さらに東、南、西に伸長し大成したのは寛文の中頃(1666年頃)であった。
元禄10年(1697)森氏断絶。安芸国広島藩主浅野綱長の預かりとなる。
元禄11年(1698) 松平宣富(越前家)が越後国高田藩より10万石で入封。以後、明治4年(1871)の廃藩置県まで城主となる。
明治6年(1873)廃城令により大蔵省管理となり競売される。
明治7年(1874)〜明治8年(1875)天守・櫓などの建物が悉く破却される。
明治23年(1890)腰巻櫓跡石垣の崩落。これを契機に城の保存運動が起こる。
明治33年(1900)城跡は町有化され鶴山公園となる。以後、津山町の管理下のもと保存整備され、桜の木が多数植えられる。
明治38年(1905)三の丸に藩校修道館を移築し、「鶴山館」と改称する。
昭和11年(1936)地方博覧会に伴い模擬天主が造営される。(太平洋戦争中に空襲の目標とされる危惧のため解体)
昭和38年(1963)国の史跡に指定される。
平成14年(2002)築城400年記念行事の一環として、備中櫓復元工事に着手。
平成17年(2005)完成。
平成18年(2006)天守台南側に太鼓塀を復元。



津山城はなんと岡山城(32万石)よりも大きいお城でしたっ!
歩いて回ると結構疲れます(・_・;)
しかし残念ながら備中櫓以外は石垣しか残っておりません。(その備中櫓も再建されたものですが…)
備中櫓は築城当時の建築方法で再建されているので、中々雰囲気は出ていると思います。
隅々まで見学できるので、結構よかったです。



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