岡山の歴史遺産26 衆楽園

衆楽園
☆所在地:岡山県津山市山北628(津山市役所前)
☆アクセス:JR津山駅より徒歩20分、 バス10分(衆楽園前下車)
☆開園時間
・4月〜10月…7時〜20時
・11月〜3月…7時〜17時
☆入園料:無料
☆休園日:無休
☆概要

津山藩2代目藩主森長継が明暦年間(1655〜1658)に京都から小堀遠州流の造園師を招いて築庭させた池泉回遊式の大名庭園で、京都の仙洞御所を模したものである。
森家は途中で絶え、元禄11年(1698)に改易によって松平氏越前松平家)が支配するようになり、同庭園は津山藩のご対面所などとして用いられた。
その当時の敷地面積は約74,700平方メートル(東西約256m、南北292m)で、現在の3倍近くあった。なお、衆楽園命名は明治3年で、それまでは特に名前は決まっていなかった。
庭園内の古い建物群は現存せず、それらを再現した建物(余芳閣・迎賓館・風月軒ほか)が建っている。

庭園の大半を占める池。春の桜、夏の睡蓮、秋の紅葉、冬の雪景色。
季節ごとに調和の取れた美しさで、市街地の中にありながら園外の喧騒とは離れた幽玄な世界を醸し出している。
平成14年9月、「旧津山藩別邸庭園(衆楽園)」として国の名勝に指定。
大名庭園としての国の指定は、岡山市の後楽園に次いで岡山県下で2例目。





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