岡山の歴史遺産27 城東むかし町家(旧梶村家)

城東むかし町家(旧梶村家)
☆所在地:岡山県津山市東新町40
☆アクセス:JR津山駅から市内循環ごんごバス東回りで9分、天神橋で下車、徒歩3分
☆公開時間:午前9時〜午後5時(※入館は午後4時30分まで)
☆入館料:無料
☆休館日:火曜日(※火曜日が祝日の時はその翌日)、12/29〜1/3


☆概要
元禄年間に建てられた町家。
広さ間口31.5m、奥行34m、1,071㎡(約300坪)という広大な敷地内には主屋のほか、付属屋、座敷、裏座敷、西蔵東蔵、茶室、庭園が設けられる。
江戸後期頃に建てられた主屋から、昭和初期の西蔵までと、各時代の変化に対応し改造・増築が行われてきた。


☆梶村家の歴史
梶村家はもとの屋号を米屋といい、元禄年間(1695年頃)には出雲街道の南側に居住し、その後現在の地に住んだらしい。
宝暦年間(1760年頃)には山内屋と称していたが、商いは不明。
明和4年(1767)に「札元並」という町役に任命され、五人扶持、名字を許され茂渡藤右衛門と改名。
その後数代にわたり「札元」を勤める。
明治4年(1871)から梶村姓を名乗る。
明治中期からは、平五朗が県議会員として県政に貢献。
また長男良次もガス会社・製紙会社などの経営に活躍した。

 

平成9年(1997)に放送された朝の連続テレビ小説あぐり」のロケ地に利用された御屋敷です。
古い話ですが…(・_・;)
あぐり」は岡山が舞台だったので。



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