世界遺産1 春日大社

春日大社
☆所在地:奈良県奈良市春日野町160
☆アクセス
・JR大和路線近鉄奈良線奈良駅」から奈良交通バス(春日大社本殿行)「春日大社本殿」下車すぐ、または奈良交通バス(市内
循環外回り)「春日大社表参道」下車、徒歩約10分
近鉄奈良線奈良駅」から約25分
☆拝観料
 ・境内自由
 ・本殿特別参拝:500円
 ・宝物殿:大人(大学生以上)400円、中高生300円、小学生200円
 ・萬葉植物園:大人500円、小人250円
☆時間
 ・開門時間:4月〜10月 6時30分〜17時30分、11月〜3月 7時〜16時30分
 ・宝物殿:9時〜17時(入館は16時30分まで)
 ・萬葉植物園:3月〜11月 9時〜16時30分(閉門17時)、12月〜2月 9時〜16時(閉門16時30分)
☆定休日
 ・宝物殿:年4回の展示替の時
 ・萬葉植物園:3月〜11月 無休、12月〜2月 月曜日(※祝日と重なった場合は翌日)
☆概要
奈良・平城京に遷都された和銅3年(710)、藤原不比等藤原氏氏神である鹿島神(武甕槌命)を春日の御蓋山(みかさやま)に遷して祀り、春日神と称したのに始まる。
社伝によると、神護景雲2年(768)11月9日、藤原永手が鹿島の武甕槌命、香取の経津主命と、枚岡神社に祀られていた天児屋根命比売神を併せ、御蓋山の麓の四殿の社殿を造営したのをもって創祀としている。
ただし、近年の境内の発掘調査により、神護景雲以前よりこの地で祭祀が行われていた可能性も出てきている。
藤原氏の隆盛とともに当社も隆盛した。
平安時代初期には官祭が行われるようになった。
当社の例祭である春日祭は、賀茂神社葵祭石清水八幡宮の石清水祭とともに三勅祭の一つとされる。
嘉祥3年(850)には武甕槌命経津主命が、天慶3年(940)には朝廷から天児屋根命が最高位である正一位の神階を授かる。
延喜式神名帳』には「大和国添上郡 春日祭神四座」と記載され、名神大社に列し、月次・新嘗の幣帛に預ると記されている。
藤原氏氏神・氏寺の関係から興福寺との関係が深く、弘仁4年(813)、藤原冬嗣興福寺南円堂を建立した際、その本尊の不空絹索観音が、当社の祭神・武甕槌命本地仏とされた。
神仏習合が進むにつれ、春日大社興福寺は一体のものとなっていった。
11世紀末から興福寺衆徒らによる強訴がたびたび行われるようになったが、その手段として、春日大社の神霊を移した榊の木(神木)を奉じて上洛する「神木動座」があった。
明治4年(1871)に春日神社に改称し、官幣大社に列した。
昭和21年(1946)12月に現在の春日大社に改称した。



奈良国立博物館で開催されている「正倉院展」を見学するついでに春日大社に行きました。
数年ぶりに行ったのですが、平城京遷都1300年イベントの影響か、平日にも関わらず結構人がいました!
京都や奈良の神社はやはり洗練されていて美しいですねっ!






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