岡山の歴史遺産37 箭田大塚古墳(やたおおつかこふん)


箭田大塚古墳
☆所在地:岡山県倉敷市真備町箭田
☆アクセス:井原鉄道吉備真備駅下車、徒歩25分
☆料金:無料
☆内部見学時間:8時30分〜17時
 ※見学は086-426-3851に事前連絡要。
 ※休み:土・日曜、祝日
☆概要
岡山県下3大巨石古墳の1つ。(他に牟佐大塚古墳、こうもり塚古墳)
6築造時期は6世紀後半〜7世紀頃。
明治34年(1901)に初めて学術調査が行われ、土器・刀剣・馬具・金環・勾玉等が発見された。
これらは現在、東京国立博物館などに所蔵されている。
昭和4年(1929)12月17日、国の史跡に指定。
(※平成4年(1992)12月18日追加指定)。

従来、張り出しがあるために、前方後円墳ないし、それに準ずる帆立貝型古墳と思われていた。
しかし、昭和58年(1983)の実地調査で周濠が確認され、張り出しを持つ円墳であることが確定した。
墳墓の大きさは直径54メートル、高さは7メートル。
横穴式石室は羨道と玄室から成っており全長は19.1メートル。
玄室は長さ8.4メートル、幅3メートル、高さ3.7メートルで天井石は4枚の巨石で構成されている。
石室内に3基の組み合わせ式石棺が置かれている。



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