歴史人物3 伝説の上の斎王 稚足姫皇女(わかたらしひめのひめみこ)

稚足姫皇女(?〜459)

父:雄略天皇
母:葛城韓媛(葛城円大臣の娘)

別名は栲幡姫皇女(たくはたひめのひめみこ)。芿寧天皇の同母姉妹。第4代伊勢斎王。


エピソード…『日本書記』雄略紀3年4月条より
雄略天皇の即位後、伊勢斎王に卜定。(時期不詳)
雄略天皇3年、阿閉臣国見(あへのおみくにみ)が栲幡姫皇女と湯人の廬城部連武彦(いほきべのむらじたけひこ)が密通し、栲幡姫皇女が妊娠していると讒言。
そのため武彦は父に殺され、栲幡姫皇女は神鏡を隠して五十鈴川の辺で自殺。
しかし、鏡から立った虹により、栲幡姫皇女の屍が発見される。
雄略天皇の命令で皇女の亡骸を割き観れば、腹の中に物有りて水の中に石有った。
神の姿が石に宿るという考え方は広範にみられるものであり、これにより武彦の無実が明らかになり、国見は石神神宮に逃げ隠れた。





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